アウトドアのロゴス 自動車販売店に初出店

2018/09/13 06:28 更新


 キャンプ用品メーカーのロゴスコーポレーション(大阪市)は15日、カーディーラーショップ内に「ロゴス」の直営店を本格オープンする。車検などで来店した客にロゴス用品を提案、顧客接点を広げる。テントなどのギアだけでなく、今後はアパレルも揃える。

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 「トヨタカローラ新大阪名神茨木店」の一角に「ロゴスストア」を設け、テントやチェア、たき火台など約300品目を陳列・販売する。店舗外の看板には、「トヨタ」とロゴスのブランドサインを並べ、併設店であることを強調した。ロゴスコーポによると、カーディーラー店内に、異業種の常設店舗が入るのは異例という。

店内の様子

 ロゴスストアには、ロゴスの自社販売員を配置。車の整備などで来店し、長時間滞在する客やその家族にアプローチする。一方、同店近隣のロゴスショップでは、トヨタカローラ新大阪名神茨木店で行われる試乗会の無料券を配布するなど、送客に協力する。

ロゴスストアには専門スタッフが常駐する

 同社はこれまでも「自動車とキャンプは親和性が高い」(柴田茂樹社長)として東京・台場にある車のテーマパーク「メガウェブ」のイメージ展示に協力したり、ロゴスの展示会場に自動車を入れたりと、関連付けた商品提案をしてきた。今回の出店はこれまでの取り組みからさらに踏み込んだものとなる。

 今後、ディーラーの新商品発表イベントなどで、ロゴスが子供向け企画を担う可能性もある。

ロゴスストアが入るトヨタカローラ新大阪名神茨木店


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