ラクラス、「アパルトモン」を丸の内に出店

2017/11/01 16:37 更新


 ベイクルーズグループのラクラスは、「アパルトモン」を東京・丸の内の丸の内マイプラザ1階に出店する。約400平方メートルの空間を、ゆったりくつろげる家のように作り込んだ。オーバーストアの中でも、引き続きラクラスが手掛けるショップには独特の個性が光る。一部商品は、オープン前から多数問い合わせがあったという。

 ジョージア・オキーフなど、画家の暮らす家をイメージした店内は、丸の内仲通り側の入り口が玄関のようになっていて、通路、一段高くなったリビングルームへとつながる作り。白い壁、天井に通した木の梁、動物の骨の壁飾りや原色のラグといったナチュラルな空間に、金属や大理石の什器を差して全体を引き締める。光の加減や天井に映る影、鏡に映り込むものにまで気を配った空間だ。顧客がゆったりと買い物が楽しめるよう、ソファも多数置いている。

 「近隣の店は、OL中心の丸の内に合わせた品揃えになっている」(佐藤恵コンセプター)ため、あえて品揃えは青山の旗艦店と変えず、「他に無くて面白い」と感じてもらえる店を目指した。出店記念の限定商品として、ライン入りのキャンバストートバッグ(1万5000円)を作った。青山店で完売しているライン入りのオリジナルロングカーディガン4万2000円などは、オープン前から注目を集めているという。

イーゼルやソファが置かれたリビングルーム空間
動物の骨の飾りや木の什器、原色のラグなどがポイント
天井に木の梁を通した通路
ラグやカゴなどの雑貨のインテリアへの取り入れ方も提示する
オープン前から問い合わせが入ったニットカーディガン


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