三井不動産、九州電力、西日本鉄道が共同で開発を進めている大型商業施設「三井ショッピングパークららぽーと福岡」の開業日が4月25日に決まった。九州初出店の57店を含む全222店のテナントが入居するほか、屋内外に設けたスポーツ関連など九つの広場やキッザニア福岡、福岡おもちゃ美術館といった体験型施設を集積した。
(高木慎二)
ららぽーと福岡の最大の特徴は九つの広場。「オーバルパーク」は大人から子供まで楽しめる2層の広場。1階は約4000平方メートルの噴水広場にステージやLEDビジョンを備え、様々なイベントの開催が可能。それを見下ろす2階部分には遊具や遊歩道のほかジョギングコースを設けた。1階は公園を囲むように九州初の「キッザニア福岡」や木育遊具の「福岡おもちゃ美術館」、アウトドアの「グリーンサミット」、「ぺットプラス」があり、子連れ客を引き付ける。
テナントの内訳はファッションが52店で、うち九州初は「クローヴ」「ビーカスタネ」「ザワードローバーニューヨーカー」「ザ・パーク・ベイブルック」「ノーリーズ&グッドマン」「ベイクルーズストア」「シップスエニィ」「グッドディール」の8店。
ファッション雑貨は74店。うち九州初が12店で主な店舗はグリーンサミットのほか「ジャーナルスタンダードヤッホーストア」、アクセサリーの「ハリオランプワークファクトリー」、「クロークルームバイポーター」、キッチンの「ツヴィリング」、「ビーデザインプラスホーム」などが入る。