クラボウが再資源化プロジェクト 裁断くずを再び衣服に

2017/05/24 04:10 更新


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裁断くずは糸、テキスタイルだけでなく紙にも生まれ変わる

 クラボウは、縫製工程で発生する裁断くずを糸やテキスタイルなどに再資源化する取り組み「ループラス」を6月から始める。共同で取り組むパートナー企業も募集している。

 同社はグループ各事業所から出る廃棄物の再資源化率を100%にする「ゼロエミッション」に従来から取り組んでおり、今回のループラスでゼロエミッションをテキスタイル生産から縫製工程にまで広げる考えだ。裁断くずは縫製時に使用する生地量のうち10~20%発生するが、こうした裁断くずは一般的に廃棄されることが多い。

 ループラスでは集めた裁断くずを同じ組成や色に分け、開繊、反毛のノウハウと紡織加工の技術を生かし、糸やテキスタイルに再資源化する。再資源化された糸、生地は独特のナチュラルな表情を持ち、環境に優しいサステイナブル(持続可能)な点も特徴だ。

 京都工芸繊維大学の木村照夫名誉教授とも協力し、裁断くずを紙製品やプラスチック製品の原材料としても活用する方針。25、26日に開かれる同社の展示会でも披露する。


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