【関連記事】クラボウのサポーター一体型ウェア「CBW」 安全衛生意識が高まり採用企業広がる
次期中計も成長路線
――今期の進捗(しんちょく)は。
中期経営計画の2年目となる今期(24年3月期)は、第2四半期の時点で前年同期と比べて増収、営業増益でした。計画と比べても良い状況です。ただし、下期は失速する想定で、通期は目標に若干届かないかもしれません。なんとかこらえて計画を達成したい。あるいは少しでも上積みして中計の最終年度に良い形でつなげたいです。
事業別では、化成品と環境メカトロニクスがいずれも堅調で増収増益。一方、繊維事業は前期に5年ぶりの黒字を達成しましたが、今期は計画段階からかなり厳しい想定でした。実際はそれ以上に厳しい。暖冬がボディーブローのように効いていますし、コスト上昇の影響も大きい。黒字を維持できればいいのですが、それは第4四半期にかかっています。
――来期のポイントは。
この記事は有料会員限定記事です。繊研電子版をご契約いただくと続きを読むことができます。
すべての記事が読み放題の「繊研電子版」
単体プランならご契約当月末まで無料!