小物雑貨の「ケイコロール」 戦国時代の柄をポップに

2017/05/19 06:23 更新


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 型友禅の染色加工を行う山元染工場(京都市)が、自社企画のテキスタイルと小物雑貨「ケイコロール」でセレクトショップなどに卸売りを広げている。戦国時代に流行した天正柄と呼ばれる和柄を、ポップな配色でアレンジしており、海外からも引き合いがある。

 同社は1930年の創業以来、演劇や映画、某有名朝ドラマなどの舞台衣装を手がけており、天正時代の柄を中心に型紙のストック数は約10万枚にも及ぶ。どの時代でどんな地位の人なのかといったクライアントのニーズに合わせて、デザインから染め加工、仕立てまで一貫して自社内で行っている。

 ケイコロールは、これらの型友禅の技法のほか、シルクスクリーンの技法も取り入れ、オリジナルのプリントテキスタイルを揃えてきた。狭幅の生地に、昔ながらの型紙を自由な発想でのせて染色しており、柄オン柄のデザインは全てが一点物。

 「色使いには自信がある」とデザイナーの山元桂子さん。自ら色の調合まで行い、明るい色彩感覚で新鮮味を出す。製品は、手ぬぐい(1700円)、ポーチ(2200~3300円)、おにぎり袋などがある。

 これまで合同展示会や催事などに出展しており、台湾やシンガポールなどアジア圏の消費者にも人気が高いという。和雑貨などを扱うセレクトショップでの採用も決まり、今後は広幅の生地のデザインにも挑戦していく考えだ。

独自の色彩感覚と柄を生かし、様々な雑貨を揃える 



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