吉祥寺パルコ 営業再開後の売上高は前年並みを確保

2020/06/26 06:28 更新


Medium %e5%90%89%e7%a5%a5%e5%af%ba%e3%83%8f%e3%82%9a%e3%83%ab%e3%82%b3%ef%bc%93%e9%9a%8e%e3%82%bb%e3%83%b3%e3%82%b9%e3%82%aa%e3%83%95%e3%82%99%e3%83%95%e3%82%9a%e3%83%ac%e3%82%a4%e3%82%b9

 新型コロナウイルス感染拡大に伴い、4月8日から一部店舗を除いて臨時休業していた吉祥寺パルコ(地下2階~地上8階)は6月1日に全館営業を再開して以降、時短営業の影響で入館客数は前年実績を下回っているものの、テナント売上高は6月18日までで前年並みを確保した。「目的を持って来館する地元のお客が多く、客単価が上昇している」(服部静店長)という。18年秋から昨年秋にかけて実施した改装区画を中心に、インテリア、雑貨、コスメ、レディスファッションなどの売り上げが順調だ。

【関連記事】パルコ 札幌と首都圏全10施設を6月1日に営業再開

 臨時休業期間中は銀行と地上1階の食物販を営業し、「一定の利用があった」。営業再開後は昨年8月に地下1階から地上1階に移設・改装した人気洋菓子店「治一郎」のほか、同時期に改装した同フロアの「イセタンミラー・メイク&コスメティクス」「ラ・カスタ」を中心としたコスメ、地下1階のインテリア「クラッシュゲート」「リアルスタイルホーム」やキッチン用品中心の「ケーバイケー・バイ・キッチンキッチン」などが足元商圏客の日常生活需要をつかみ、前年超え。ファッションは全体として前年比微減だが、レディス・メンズ「ニコアンド」やレディス「ワイズ」、18年秋に導入した「センスオブプレイス・バイ・アーバンリサーチ」、同時期に移転・改装したレディス「ナチュラルビューティーベーシック」など「顧客をしっかりつかんでいる店舗は売り上げを伸ばしている」。営業再開後はコスメなど一部業種を除いて店ごとにセールを実施しているが、「セール品だけでなく、ワンピースを中心にプロパー品も売れている。ネットで調べた上で、店に来て試着して買うお客が多い」という。このほか、アニメなどのキャラクター雑貨中心の「アニメイト」や「島村楽器」も目的を持って来館する客を取り込み、「好調」だ。

 当面は新型コロナ感染予防のため、集客イベントは自粛するが、毎月10日にコスメ店を対象に実施している販促を月3回に分散するなどコロナ対策を意識した需要喚起策は実施していく。今月16日には接触感染予防のため、コード決済を8種類追加した。秋をめどに、「地域と連携して、来街と街歩きを促す企画」も検討する。

 9月21日に開業40周年となるのを機に、秋から来春にかけて「お客に楽しんでもらえるビル」を目指した一定規模の改装も計画する。

18年秋以降の改装効果も継続している。顧客をつかんでいる店舗は売り上げを伸ばしている(センスオブプレイス・バイ・アーバンリサーチ)

関連キーワード新型コロナウイルス情報


Bnr counter agreement
Bnr denshiban

この記事に関連する記事

このカテゴリーでよく読まれている記事

Btn gotop