カイハラ 経糸共通の新定番デニムを開発

2021/06/15 06:29 更新


 カイハラは、新たに経糸共通の定番素材「カイハラニュースタンダードデニム」(FKシリーズ、FSシリーズ)の販売を始めた。短納期、小ロット生産に対応する経糸共通品番を拡充。インディゴカラーに加え、7月からはブラック、ホワイトの販売も予定している。

 同社は10年から経糸共通プログラムをスタートしている。芯白部分が大きく、色落ちや排水の少ない染色「D-SPEC」を活用したKSシリーズは既に多数の国内外のアパレルに採用されている。新たに販売を始めたノンストレッチのFKシリーズとストレッチのFSシリーズは、経糸にカイハラオリジナルのスラブ糸「AYAME」を使用した。

 インディゴ染めには、D-SPECのエコ染色版を開発し、既存のD-SPEC対比で薬剤使用量が50%減、水の使用量も40%減らした。ストレッチデニムに用いるスパンデックスには、リサイクルタイプの「ロイカEF」を用いた。経糸は7番で、14オンスのヘビーウェートから11.5オンスのミドルウェートが中心となる。

リサイクルスパンデックスや、環境に優しい染色D-SPEC・ECOを採用


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