協業や選び抜いたアイテムが並ぶ「ヴイエー」1階奥スパース
ジュンは12月15日、コンセプトストア「V.A.」（ヴイエー）を東京・原宿のカフェ・ラウンジ「モントーク」跡地にオープンした。「この地で培ってきたカルチャー発信を背景に、期待と安心感に応えられた」（佐々木進社長）と、初日と13日のプレビューを合わせた売り上げは約3000万円となり、手応えを感じている。
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跡地は、ジュンが72年に開店したオープンカフェ「カフェ・ド・ロペ」がはじまりで、02年にモントークとしてオープン、22年に閉店していた。最先端のクリエイターや業界人が集まる文化の拠点として人気だった。12月15～22日までの1週間は、物販フロアの事前入店抽選があり、来店者が限られる中で盛況だった。
1階は「チャンピオン」「エンダースキーマ」「エルエルビーン」などと協業したTシャツやスウェット、キャップ、トートバッグなどのほか、高橋盾と西山徹がヴイエーのために制作したアイテムが並ぶ。また、「アニエスベー」や「オーデパールパリ」などと「フラグメント」が組んだエクスクルーシブアイテムも揃えた。
中2階と2階は、店内で焼き上げるパンやドーナツ「バットベーカリー」、オリジナルドリンクなどのカフェスペースを備える。
今後は同社のビジョン「ユーアーカルチャー」のもと、ラグジュアリーやアニメ、映画、書籍など「ジュンなりのカルチャーをフレキシブルに発信していく」。また、1階には期間限定店スペースも備えており、1、2階の一棟全てを使ったイベントも受け付ける。
