日本靴下協会は10月1日、東京でデザインや技術に優れたメイド・イン・ジャパンのレッグウェアを選ぶ「第26回靴下求評展審査会」を開き、大賞にあたる経済産業大臣賞に岡本の靴下を選出した。岡本は一昨年に続く(昨年は休止)連続受賞となる。
応募総数は54点、日本靴下工業組合連合会の喜夛輝昌理事長以下、協会加盟会社や外部12人が審査を行った。一次審査で15点に絞られ、経済産業大臣賞のほかに、最終審査で5部門11点が各賞に選出されている。岡本の受賞作は、インターシャ編み機で太いナイロン糸を使用することで、仕上がり時により凹凸を出した靴下。見た目だけでなく、手で触った時の感触も楽しめるのが大きな特徴。今回も、コロナの影響で開催自体が危ぶまれたが、その他の入賞作も一昨年に比べバラエティーに富み、技術やデザイン面での評価が高いものが多かった。