東京発クリエータージュエリー

2015/05/27 06:49 更新


 東京発のクリエータージュエリーで、存在感のあるリングとバングルが目立つ。チェーンモチーフや、金線のラインを生かしたすっきりとシンプルなデザインが多い。重ね付けを楽しむ提案も増えている。
(中村維)

 「ハム」の新作のテーマはバゲット。「棒」を意味するフランス語だ。テーマに沿って作ったのは、縦長のモチーフをトップに配したリング(7万8000~14万2000円)。スクエアだったり、ギザギザの山型だったり。重ね付けして横からのぞくと、シルエットの違いが見てとれて面白い。フラットなリングの形もどこか工業デザイン的なムードがある。18Kグリーンゴールド製で、ダイヤモンドパヴェを散らしたタイプとメタルのみのタイプがある。

 「カフカ」は、細いパイプ状の18Kパーツにチェーンを通した、ミニマルなデザインのリング(3万円)やブレスレット(5万2000円)を出した。身につけた時にチェーンが腕や指に沿って揺れ、動きが出る仕掛けだ。



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