ジーンズカジュアル専門店の10月15日定店観測は、気温の低下の影響で、秋物やアウター類が動き出し、前年同月の売り上げを上回る店が多かった。ジーンズも引き続き好調で、国産の高単価商品に加え、NBの中価格帯も販売数が増えている。トレンド軸では若年層を中心に、ハーフジップのスウェットトップなどが順調に売れ始めた。
【関連記事】《ジーンズカジュアル定店観測9月》アウター先行で秋物が動き出す
ボトムは、ビンテージに着想を得た国産ジーンズが堅調な店が目立つ。ヒノヤではオリジナルブランド「バーガスプラス」などのジーンズが好調。「桃太郎ジーンズ」などの日本らしさを感じるブランドも、インバウンド(訪日外国人)相手に売れている。同様に「シュガーケーン」などのGジャンも、若年層を中心に引き合いが多い。タイガースブラザースは「ステュディオ・ダ・ルチザン」などのジーンズが好調だった。