Jクルー 新オーナーの元で再出発

2020/09/11 10:36 更新


 【ニューヨーク=杉本佳子通信員】Jクルー・グループ(本社ニューヨーク)が9月10日、チャプターイレブン(米連邦破産法11条、日本の民事再生法に相当)の適用を脱出したと発表した。アンカレッジ・キャピタル・グループLLC(以下アンカレッジ)が、Jクルー・グループの多数株持ち主になった。

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 Jクルー・グループは、アンカレッジをはじめとする複数の金融機関から2027年を返済期限とする4億ドルの融資を受けた。バンク・オブ・アメリカからも別途、25年を期限する4億ドルの資金貸付を受けた。アンカレッジはニューヨークに本拠を置く投資アドバイス会社で、北米とヨーロッパで投資ファンドを管理している。



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