39年ぶりの日本開催を受けて、日本のウール業界の現況についても報告された。
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世界から高評価
ザ・ウールマーク・カンパニーは日本のウール産地、尾州について「尾州産地は織編みや染色加工など生産工程ごとに分業で構成されている」と指摘。製織ではシャトル織機を使う葛利毛織工業、織機を改造して特徴のある生地を作るカナーレ、新素材に積極的な中伝毛織を紹介した。「機械に独自の改良を加え特徴のある生地を開発している点や小ロット対応が可能な点」を挙げ「世界各国からデザイナーが来日し生地開発に取り組んでいる」と説明した。
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