伊藤忠 コスメ・化粧品分野を強化 今秋から「キャスキッドソン」

2019/07/18 14:00 更新


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 伊藤忠商事の繊維カンパニーは今秋から、コスメ・化粧品分野でのビジネスを本格的に始める。その一環で18日、同社は英国のライフスタイルブランド「キャスキッドソン」のコスメ・化粧品分野における日本市場での独占輸入販売権を取得したと発表した。

 国内販売は化粧品や日用雑貨の総合卸、東京堂(東京)が担い、10月から有力な生活雑貨店やドラッグストアを主販路に全国で販売する。

 同ブランドは花柄をはじめ、オリジナルプリントによるデザインが特徴。日本を含め16カ国で、バッグやアパレル、ホームアクセサリー、キッズ・ベビー用品、化粧品などを販売している。

 伊藤忠はこのほど、同ブランドのグローバルライセンスを保有する英国の化粧品メーカー、ヒースコート・アンド・アイヴォリーと契約し、日本市場での独占輸入販売権を取得。伊藤忠が強みとするブランドマーケティングのノウハウと、日本の大手NBメーカー各社の商品を幅広く扱い、全国に有力な販路を持つ東京堂と手を結ぶことで、「コスメ・化粧品分野におけるブランドの認知度と価値の向上」(伊藤忠)を目指す。

 ヒースコート・アンド・アイヴォリーによると、「韓国市場では売り上げが500万ドル程度(小売りベース)になっている。日本市場では将来的に10億円程度は見込めるのではないか」という。

 商品は、ハンドクリームの50ミリリットルが900円、ハンドクリームの30ミリリットルの3本セットが1350円、リップバームが750円、ギフトセットが2500円。今後も香水やボディーローションなど商品ラインナップを拡充する予定。

 商品はパッケージデザインも含めて日本市場の特性に合わせ、ヒースコート・アンド・アイヴォリーが企画・開発して供給する。これまでも日本での販売実績はあるが、「市場に合った商品をフレキシブルに開発し、販売実績をさらに伸ばしたい」という。

今秋冬はハンドクリームやリップバームを中心に販売する(写真はイメージ)

 伊藤忠の繊維カンパニーは、「コスメ・化粧品は成長性の高い市場」との見方で、「一つの柱になる分野として本格的に事業を拡大する」考え。アパレルやファッショングッズに限らず、「ブランドという切り口で多様なライフスタイルに関わる需要に応える」方針で、今回の契約もその一環となる。

 一方、東京堂は同業者との差別化を模索する中で、キャスキッドソンの扱いが決まった。商機と捉え、専任部署を新設。商品ラインナップと販路を広げながら事業の拡大を目指す。

セット商品も揃え、ギフト需要も狙う(写真はイメージ)

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