「チートトウキョウ」 渋谷サクラステージに出店 格好いい土産屋

2024/07/29 10:59 更新


ネオンとステンレスの什器で近未来風の内装にした

 ブランドコンサルティングやイベントディレクションが主力のイロエンターテインメント(東京、色川裕哉社長)は、全国から集めた食品や雑貨の専門店「チートトウキョウ」をオープンした。場所は東京・渋谷駅西口前に新規開業した「渋谷サクラステージ」の2階。渋谷で地方の魅力を発信するほか、インバウンドの取り込みも狙う。

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 同社は東京・代官山で、生産者を紹介しながら野菜や加工食品などを販売する青果店「代官山青果店」を運営している。チートトウキョウは「地域全体を紹介するコンセプト。格好いいお土産屋のイメージだ」(色川社長)という。 

 常設売り場と期間限定店用のスペース「カルチャーストア」がある。常設売り場は加工食品や調味料、お菓子を扱う。棚に生産地が大きく書かれたPOP(店頭広告)がついている。中央には商品が流れる回転ずし風のレーンを置き、客がSNSで発信したくなる工夫をした。

回転ずし風のレーンはSNS映えする

 一部商品はパッケージもディレクションし、よりおしゃれに見せている。将来的には全ての商品のパッケージを手掛ける考えだ。

 カルチャーストアでは特定の地域の商品を一堂に集めたり、食やファッション関連の企画などを打ち出し、常設のものよりも〝濃い味付け〟の売り場にする。

「カルチャーストア」では多彩な期間限定店を計画する

 インバウンドの目を引くため、入り口付近の内装に提灯(ちょうちん)やネオンを取り入れた。「スタイリッシュな雰囲気で日本の食に触れられる。海外の人にも受けるはず」と期待する。

インバウンドの目を引きそうな提灯で飾り付けた


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