日本政府観光局によると、3月の訪日外客数は308万1600人だった。前年同月比では69.5%増、19年同月比では11.6%増となった。単月として過去最高を更新するとともに、初めて300万人を突破した。
今年はイースター休暇が3月下旬から始まったことも押し上げ要因となった。東アジアは台湾、東南アジアはフィリピン、欧米豪・中東地域は米国などで訪日客数が増加した。
国・地域別では、17の市場が3月の過去最高を記録したほか、ベトナム、インド、米国、カナダ、メキシコ、ドイツ、イタリア、北欧地域が単月過去最高を更新した。
東アジアは19年比で韓国が13.2%増の66万3100人、台湾が20.4%増の48万4400人、中国が34.6%減の45万2400人、香港が35%増の23万1400人だった。米国は64.3%増の29万100人。