8月の訪日外国人客数 日韓情勢悪化で韓国が半減

2019/09/20 06:25 更新


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 日本政府観光局によると、8月の訪日外国人客数は前年同月比2.2%減の252万人で、11カ月ぶりにマイナスに転じた。韓国からの訪日が大幅に減ったのが要因。韓国以外は中国が2ケタ増となるなど、引き続き堅調に推移している。

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 韓国は48%減の30万8700人だった。日韓情勢の悪化で訪日旅行を控える動きが発生している。また韓国と中国の関係改善によって中国への渡航需要が回復しているほか、ベトナムへの旅行が人気になるなど渡航先の多様化、韓国経済自体の低迷も影響している。

 韓国以外の国・地域別では、スペインが単月として過去最高を記録したほか、中国、台湾、タイ、シンガポール、フィリピン、ベトナム、インド、豪州、米国、カナダ、英国、フランス、ドイツ、イタリア、ロシアが8月として過去最高を記録した。

 中国は16.3%増の100万人となり、訪日需要は依然として高い。新規就航や増便による航空座席供給量の増加や、1月から開始した個人ビザ発給要件の緩和などが効いている。台湾は6.5%増の42万人。航空運賃の値下げもあり、地方へ足を運ぶ人も増えている。

 香港は4.0%減の19万人だった。大規模デモ抗議活動や、台湾やタイなどへの旅行が人気になっている影響を受けた。

 訪日外国人客数が減少したのは昨年9月以来。同月は台風21号による関西国際空港の閉鎖、北海道胆振東部地震による新千歳空港の閉鎖など、航空便の欠航や旅行のキャンセルが発生して訪日需要が停滞し、5年8カ月ぶりにマイナスになっていた。


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