アッシュ・ペー、業態開発進める

2015/04/07 07:00 更新


 日本のクリエーター系ジュエリーを集めたセレクトショップ「ドラマ・アッシュ・ペー・フランス」を運営するアッシュ・ペー・フランスのドラマ事業部が、業態開発、ショールーム運営など活動の幅を広げている。

 15年2月期の売上高は5店で4億7000万円(前期比46%増)。2日に昨年1号店を出店した新業態「シネマ・アッシュ・ペー・フランス」の2店目を大阪のルクアイーレに開いた。

ルクアイーレ店
ルクアイーレ店

 ドラマ・アッシュ・ペー・フランスは現在4店。これに加えて昨年11月には福岡パルコにシネマ・アッシュ・ペー・フランスを出店した。約90平方㍍の売り場をファッション、ライフスタイル、メモリアルの三つのカテゴリーに分け、ファッション雑貨やアート、インテリアグッズ、オーダージュエリーなどを揃える。

 「見込み通りに推移しており、今後ジュエリーの顧客が増える分、伸び代がある」と神谷温子ドラマ事業部ディレクター。男性の来店も多く、幅広い世代が来店するのも特徴だ。ルクアイーレには40平方㍍で出店した。同業態では「まだ出店のない関東圏を含め、まず5店まで広げたい」とする。

 昨年2月には、ショップでも扱う日本のジュエリーブランドを集めニューヨークでの展示会事業も開始した。昨年の2月と9月は自社が運営するギャラリーで、一般消費者の来場も交えて開催。今年2月には、ショールームとして合同展示会のカプセルに10ブランドを出展した。「ポートランドやロサンゼルスのセレクトショップなどと取引が始まったブランドもあり、良い結果を残せた」(神谷ディレクター)として継続出展を予定する。

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