【サンフランシスコ＝立野啓子通信員】米国最大の商戦となるホリデーセールは、ECの確実な成長が予想されるなか、アマゾン・ドット・コムは最大の特売イベントとなる「プライムデー」を10月13、14日に実施すると発表。これに合わせて、競合する2大ディスカウンターも同時期にオンラインで特別セールを行う。ウォルマートは11～15日、ターゲットは13、14日に「ディールデイズ」（特売日）として昨年より100万アイテム増やした特別ディスカウントを行う。
先にデロイトやアレックスパートナーズが、コロナ禍の影響でホリデーセールの消費は不透明だが、ECは25～30％増、しかも例年より早く10月から商戦が始まると予測していた。ウォルマートもすでに2万人の季節雇用を発表しており、充実したサイトを持つ大手を中心に、歳末商戦が10月から本格化する。
