グッチは21日、東京・銀座の旗艦店「グッチ銀座フラッグシップショップ」をリニューアルオープンする。クリエイティブディレクターのアレッサンドロ・ミケーレによる新しいショップデザインコンセプトに基づいてフルリノベーションした。
5つのフロアからなる新店は総売り場面積814.6平方㍍、レディスとメンズのフルラインが揃う。
見どころは5階のメンズの「グッチDIY」（写真下）。ジャケットやシャツなどを刺繍やパッチワークでカスタマイズできる人気のプログラムが、ワンフロアに勢揃いした。深いグリーンを基調にしたクラシカルな空間に、ミケーレらしい楽しい色柄が点在している。
「男性も女性も純粋に、本当の自分を自由に表現することが大切」というミケーレの哲学が生きている。売り場ではDIYプログラムのトレーニングを受けたスタッフが対応する。
ほかのフロアの内装も、ミケーレのコレクションが持つ折衷主義と共鳴するように、伝統とモダンが融合している。随所にラグジュアリーな椅子が置かれ、ビンテージのオリエンタルラグが重なるように敷かれている。ソファーやフィッティングルームを彩るチェリーレッドやペールピンクのベルベットがミケーレらしいロマンティックな雰囲気を高めている
売り場は1階にレディスのハンドバッグとスモールレザーグッズ、2階にレディスのウェアとシューズ、3階にレディスのジュエリーとDIY、4階にメンズのウェアや雑貨、5階にメンズのDIYのコーナーができる。
限定商品は、人気ラインの「シルヴィ」に花模様を刺繍したハンドバッグとウォレット、旅にインスピレーションを得たライン「クーリエ」には、新店オリジナルのパッチを飾ったラゲージやウォレットが揃う。
1階にはレディスのハンドバッグとスモールレザーグッズが揃う。ミケーレらしい明るい色柄の売り場に
2階はレディスのウェアとシューズが揃う
銀座店の限定シルヴィ
５階DIYフロアではシャツやジャケット、ブルゾンなどを刺繍やパッチワークでカスタマイズできる
5階はDIYフロア
4階はメンズのウェアや雑貨が揃う。旅に着想した「クーリエ」の限定商品も
