迷彩柄専門バッグが知名度じわじわ

2015/04/20 05:04 更新


 エンデバー(大阪市、電話06・6761・0203)が迷彩柄専門のユニセックスバッグ「ジャンティバンティ」の知名度を上げてきている。4年前に始め、原材料から縫製まで日本製とし、ハンドメード、カスタムオーダーにもこだわる。セレクトショップ中心にじわじわと販路を広げている。

 ジャンティバンティは、コットン生地にPVC(ポリ塩化ビニル)コーティングした迷彩柄だけを使い、「どこまでかっこいいものを作れるか」という点にこだわる。アートディレクターはフランス出身のベノア氏で、「決まった枠にはまるのでなく、様々な世代、スタイル、シーンで使えるものを発信する」。

 商品はトートバッグ(1万5000円、2万3000円)、ボストンバッグ、リュック(ともに3万9000円)、クラッチバッグ(1万9000円、2万1000円)、長財布(3万3000円)など。迷彩柄の上に手作業によるペイントを加える。文字や数字のプリントのカスタムオーダーも受け(有料)、フォント2種類、14色から選べる。

 ほとんどの工程が手作業であることもあり委託先工場はフル稼働が続いている。今年2月に阪急メンズ大阪で開いたイベント販売は、同館でのバッグブランドとしては新記録の売り上げとなったという。4月下旬から2週間、阪急うめだ本店でのイベント販売も決まっている。 

 6月にはブランド4周年記念商品を出す。ヌメ革のハンドル、白を入れた迷彩柄とし、トートバッグなどを予定している。同社は展示会を開かない。効率的に売り先を確保するよりも、一軒ずつじっくりと販路を広げる考えだ。

トートバッグ(1万5000円、2万3000円)、ボストンバッグ、リュック(ともに3万9000円)、クラッチバッグ(1万9000円、2万1000円)、長財布(3万3000円)など。
トートバッグ(1万5000円、2万3000円)、ボストンバッグ、リュック(ともに3万9000円)、クラッチバッグ(1万9000円、2万1000円)、長財布(3万3000円)など。


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