従来比で水の使用量を減らした染色機。環境配慮やサステイナビリティー(持続可能性)が求められる中で、国内染色加工業界で導入する企業が増えている。日本製のほか韓国製の機器が導入されている。従来の染色加工は染める生地重量1に対して使用する水の重量が20というのが一般的だ。これを1対5まで減らした低浴比型新鋭機が登場している。水の利用量を減らすことで排水処理まで合わせて環境配慮面を向上させる。また薬剤使用量も減るほか、並行して省エネ型にも改善しているので、環境配慮と同時にコスト削減も期待されている。
《FB用語解説》低浴比染色機 環境配慮を推進
2021/06/30 06:22 更新