《FB用語解説》バガス サトウキビの搾りかす

2021/06/01 06:22 更新


 サトウキビの製糖時に発生する搾りかすのこと。世界全体で年間2億弱~4億トン弱が発生している。年間約19億トン生産されるサトウキビは世界最大の農産物。トウモロコシ(約11億トン)や小麦(約7億5000万トン強)などと比較しても群を抜いている。日本での生産量は約160万トンで、代表的な産地は沖縄県。これまで有効活用されてこなかったが、パウダー加工したバガスを和紙と合わせて糸、生地にする企業も出てきた。バイオプラスチックの原料として容器も開発されている。持続可能な循環型産業を可能にする原料として期待される。



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