《FB用語解説》現代奴隷法関連法 強制労働などをなくす

2021/03/05 06:22 更新


 15年に英国で施行された英国現代奴隷法を機に、欧州中心に奴隷のような労働をなくすための現代奴隷法関連法の制定が拡大、企業にグローバルサプライチェーンの労働環境の開示などを求めている。奴隷と聞くと過去の話のようだが、調達先が強制労働や児童を働かせている工場を使っていたり、以前米国の人身取引報告書で日本の外国人技能実習制度で強制労働が起きていると指摘されるなど繊維品調達で大きなリスクの一つとなっている。EU(欧州連合)でも現代奴隷法関連法の準備が進んでいるといわれ、企業も注意が必要だ。



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