《FB用語解説》段ボールニット テレワークで再注目

2021/02/22 06:23 更新


 表地と裏地を糸で接合した多層構造のジャージーのこと。段ボールの断面のようにジグザグに編み上げられていることから、この名がついた。表裏の生地の間に空気層ができるため保温性に優れ、耐久性もある。適度なクッション性や断熱効果も得られる。スポーツウェアに使われることが多かったが、80年代にはカジュアルウェアにも広がった。13年ごろから秋冬の婦人服地としても注目されるようになり、ワンピースやボトム、コートやジャケットなどにも拡大。家庭洗濯できるものも多く、テレワークや在宅勤務が広がる中で再び注目されている。



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