サイバー空間と現実空間が緊密に連携するシステムのことで、IoT(モノのインターネット)の先の概念。IT、AI(人工知能)、センシング技術などの発展により、現実(フィジカル)に存在するデータ・情報を、サイバー空間に取り込んで計測・分析。その結果を現実にフィードバックして、新しい価値や最適化したものを導き出す。これにより便利な社会の実現、新産業の創出が期待される。例えば、照明・空調機器の制御、燃料消費量の最小化、天気データによる計画最適化など。
《FB用語解説》サイバー・フィジカル・システム 仮想と現実が融合した社会
2021/01/26 06:22 更新