《FB用語解説》無縫製技術 ミシンを使わない服作り

2020/11/04 06:22 更新


 ミシンを使わずに製品を形作る技術で、島精機製作所の無縫製ニット「ホールガーメント」や、経編機を用いた無縫製ニット、テープなどを用いた溶着(接着)縫製を指すことが多い。ホールガーメントは、袖や襟などの各パーツを成型編みしながら、自動でかがることで製品が完成する。立体的な製品作りも可能で、カジュアルやスポーツなどのニットウェアや雑貨、マスクなどにも用いられる。一方、溶着(接着)縫製は、生地の間にホットメルトテープなどを挟み、加熱などによってテープを溶かし、生地をくっつける。超音波による接着もある。



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