《FB用語解説》銅箔糸 金属の抗菌・抗ウイルス機能を活用

2020/10/07 06:22 更新


 金属の抗菌・抗ウイルス機能を利用した素材の一つ。銅箔(はく)糸は、ポリエステルなどの糸に薄い銅箔を巻いたもの。芯が繊維なので軽く、表面を銅が覆っているので金属線のような機能も持つ。糸であれば織物や編物にして、切る、巻く、折り曲げるなどの加工がしやすく、柔軟な形状による製品化が可能だ。銅箔糸は電磁波遮断シールドや医療用のケーブルなどに使われてきた。コロナ禍の現在は、感染予防の素材の一つとして、マスクや手袋、買い物バッグなどの生活用品への利用が注目されている。



この記事に関連する記事