《FB用語解説》人権デューデリジェンス 欧州で法制化進む

2020/08/21 06:22 更新


 企業が自社の企業活動やサプライチェーンなどを人権の視点から見直し、リスクを特定、認識することで防止、対処するための一連のプロセスを指す。繊維、アパレル産業では強制労働や児童労働、過剰労働、賃金の不足・未払いなどに加え、最近ではハラスメントや広告・商品などでの差別的な表現に消費者の批判が集中するケースが目立つ。欧州などでは人権デューデリジェンスの実施を法律で義務付ける国が増えている。人権リスクを特定し、是正するための具体的でかつ継続的な対応が必要となっている。



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