《FB用語解説》光触媒加工 強い酸化力で抗菌や消臭

2020/08/18 06:22 更新


 抗菌、消臭、防汚、大気浄化などの機能を併せ持つ加工で、67年に発見された日本発の技術。最も知られているのは酸化チタンを用いたもので、紫外線照射によって酸化チタンの電子が刺激を受けて強い酸化力が生じ、表面の有機物(菌、アンモニアや硫化水素といった臭い物質など)を水と二酸化炭素に分解し、機能を発揮する。最近では、室内照明などの可視光にも反応する酸化タングステンを用いた技術も開発されている。繊維製品の機能加工に使われるほか、内装材、空気清浄機、光触媒の超親水性を生かして外壁材やテントの防汚にも使われる。



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