2030年に3分の1近くが65歳以上の高齢者となり、労働人口不足から日本経済の鈍化や高齢者医療など社会保障が懸念される問題。15~64歳の生産年齢人口不足は国内総生産の低下を招く。また、日本の年金制度は20歳から64歳の現役世代が納付する年金保険料で賄われる「賦課方式」のため、現役世代の減少、受給者の増加が社会保障に与える影響は大きい。出生率の上昇や、高齢者が働き続けられる環境整備が重要となる。女性、高齢者に優しい社会にする努力がファッション業界にも求められている。
《FB用語解説》2030年問題 女性と高齢者への配慮が対策ポイント
2020/08/13 06:22 更新