《FB用語解説》バイオウォッシュ加工 酵素が繊維を分解

2020/04/22 06:22 更新


 繊維を分解する酵素を用いて、生地の風合いを変化させたり色落ちさせる加工。この加工を用いる代表的なものにデニムがある。セルロース繊維を分解する酵素「セルラーゼ」を用いて生地の表面を分解、主に凸部分の繊維が分解されることで、アタリが出てビンテージ感のある色落ちを表現。風合いも柔らかくなる。デニムの加工方法としては、軽石などを混ぜて洗うストーンウォッシュ加工と組み合わせたバイオストーン加工もよく用いられる。このほか、「テンセル」などのリヨセル繊維や帆布などに用いる場合もある。



この記事に関連する記事