《FB用語解説》合成皮革 織物やニットに樹脂を含浸

2020/04/02 06:22 更新


製法の工夫で天然皮革に近い風合いも出せる

 天然皮革に似せて作った人造皮革の一つ。織物やニットに樹脂(ポリウレタンや塩化ビニル)を浸み込ませたり、コーティングして作る。表面に型押しで凹凸をつけたり、弾力のある発泡樹脂を使うことでより本物に近づける工夫もされる。用途はライダーズなどのアウター類、コート、靴、バッグ、カーシート、インテリア部材など。マイクロファイバーの不織布を基布に使い、天然皮革の構造を模した人工皮革とは一般的に区別され、家庭用品品質表示法でもこれに該当するものは人工皮革と表示でき、それ以外を合成皮革と表記する。



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