《FB用語解説》インレイニット 横編みの変化組織

2020/03/24 06:22 更新


 横編みの変化組織の一つで、編み込み中に別の糸を挿入したニットを指す。一般的には緯糸を挿入する編物、機械が多い。インレイとは「浮き上がらせて挿入する」という意味。インレイニット機は古くから全国の産地で導入された。鎌状のパイプ針を交差して編み上げる際に緯糸を通すイタリア製のワルテックス機は代表例。しかし生産性の低さやコスト面から、稼働している旧タイプの機械は少ない。島精機製作所のSRYシリーズは緯糸自動で挿入する最新のインレイ編み機。アウター向けなどで注目されている。



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