台風19号から2カ月半、年末に再開したピオニウォーク東松山は、待ちわびた客でにぎわっているという。開発エリアを襲った浸水で休業を強いられたが、同SCは10年の開業以来、客だけでなくロードサイド店、ホームセンターのほかNSC(近隣型ショッピングセンター)まで呼び寄せて、周辺を一大商業集積地にした。商業の「立地」を「創造」した形で、郊外型SCの勝ちパターンだ。ただこの間はこうした開発が難しくなった。オーバーストアに加え、地方の購買力が人口減などにより落ちていることが要因。
《FB用語解説》立地創造型SC 勝ちパターンだが新設難しく
2020/01/27 06:23 更新