《FB用語解説》ラッセル ゲージの粗い目の透いた経編み地

2020/01/16 06:22 更新


 raschel。ラッシェルともいう。トリコット、ミラニーズと並ぶ経編みの3原組織のひとつ。ラッセル編み機で編成し、トリコットに比べゲージが粗く、レースやチュール、パワーネットなど目の透いた編み地に適し、筬(おさ)の左右の動きも大きいため、柄表現が多彩。用途はレース、カーテン、ガードル、網シャツなどだが、Tシャツやワンピースなどにも使われている。ラッセルレースはラッセル編み機によるレース生地の総称で、透き目の地組織は亀甲型のチュールと四角目のマーキゼットがあり、プレーンで使ったり、文様を編み込むこともある。



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