ライフサイクルアセスメント。製品やサービスが環境に与える影響を評価する手法の一つ。原料調達、製品の製造、運搬、販売、製品の使用時、廃棄に至るまで、トータルの資源の消費やCO2などの排出を数値化する。一般的に環境に良いとされるものも、LCAによれば異なる評価もあり得る。例えば、買い物時に推奨されているエコバッグは、耐久性が低ければレジ袋を使う方がCO2排出を抑えられる、といった調査データがある。衣料品でも、暖かい肌着の着用で暖房エネルギーを抑制できる、といった評価に使われている。
《FB用語解説》LCA 製造から廃棄までの環境負荷を評価
2019/12/05 06:22 更新