顔料を用いて衣料に色を付着させること。多くの衣料は染料で染色されているが、顔料染めは水や油に溶けない性質を持つ顔料を、バインダー(定着剤)を加えて生地に付着させている。カジュアルブランドのスウェット類などで顔料染めを使用する例が多く、独特のユーズド感などを表現できる。摩擦に弱く、着用や洗濯によって顔料が落ちていくが、それが経年変化を楽しめる一つの魅力にもなる。古着が広がったこともあり、最近は顔料染めを採用するケースが多く見られるようになった。
《FB用語解説》顔料染め 顔料を付着させ独特のユーズド感に
2019/11/25 06:23 更新