《FB用語解説》微生物発酵 合成樹脂や構造たんぱく質素材を作り出す

2019/09/24 06:22 更新


 微生物によって物質が変化する働きのこと。人類は古くから発酵食品などでこれを利用してきたが、バイオテクノロジーの発展により微生物から合成樹脂や構造たんぱく質を作り出す研究が進められている。微生物発酵で作った乳酸を原料にしたポリ乳酸や、バクテリアが作るポリエステルのPHA(ポリヒドロキシアルカン酸)などが知られる。バイオベンチャーのスパイバー(山形県鶴岡市)は人工構造たんぱく質素材「ブリュード・プロテイン」を開発し、ゴールドウインと共同で商品化している。



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