《FB用語解説》プレーティング 裏表が違う糸の編み地

2019/08/30 06:22 更新


 plating stitch。添え糸編みとも言う。語源は「板、板金」「メッキした金属製品」などを指すプレート(plate)から。2本の異なる糸を同時に給糸し、地編み糸に別の糸を添えて編んだ組織。一方の糸が表に、もう一方の糸が裏に出る。裏表で違う色にしてリバーシブルの製品を作ることや、意匠素材を外側にし肌触りの良い素材を内側に使うことなどができる。横編みが主流。表の糸が裏に渡らず1枚で完成するため、裏表別色・素材の編み地としては薄く軽い仕上がりになる。そのため、春夏向けニットに提案する企業もある。



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