《FB用語解説》巻き 真珠の価値を決める真珠層の厚さ

2019/06/25 06:22 更新


 貝類などが分泌する炭酸カルシウムを主成分とする光沢物質の真珠層の厚さを示し、真珠の価値を決める最も重要な要素。真珠層はカルシウムの結晶とたんぱく質を主とする有機質が交互に薄く積層しており、見る角度によって色が違って見える干渉色を生む。真珠はある程度の巻きがなければ干渉色と光沢が出ず、均一性や表面の滑らかさなどで光沢や色も変わる。真珠ではその光沢を「照り」と呼び、内面構造の真珠層が生み出す干渉色と、表面のつやの反射光が合わさって生み出される。



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