《FB用語解説》タムヤーン ループヤーンを毛羽立たせる

2019/04/17 06:22 更新


 意匠糸の一つで、タムタムヤーンとも呼ぶ。糸の表面にループ(輪)状の装飾を表したループヤーンを、さらにその輪をカットして毛羽立たせた糸。ウール、カシミヤ、モヘヤ、アンゴラなど毛足が長く、比較的起毛しやすい獣毛素材や、獣毛と合繊を複合した太めの糸が中心に使われる。毛羽による表面変化に加え、獣毛本来の保温性が際立つ。手編み糸、コート、セーター、靴下などに使われ、暖かさを強調した冬物が多い。ブラッシュド・ヤーン、シャギー・ヤーンなどとも呼ばれる。



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