《FB用語解説》シュリンク革 表面にしわ模様を出した革

2018/12/25 06:22 更新


 皮革のなめしの工程で薬品や熱によって革の表面を収縮させてシボを出したもの。シボとは革の銀面のしわ模様のこと。皮革の線維の粗い部分はシボが深く大きくなり、密な部分はシボが細かくなる。シュリンク加工により皮革が柔らかくなり、コシが出せ、丈夫で耐久性が増すほか、シボを出すことで表面の傷が目立ちにくくなる。シボは革以外の素材ではあまり見られず、革特有の表面感として人気が高い。革をプレスすることでシボを出す型押しによるシュリンク加工もあるが、現在では薬品による加工が主流。



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