スーツなど衣服の裏に使う布地。表地の補強や、滑りを良くして着脱しやすくする役割がある。衣服のシルエットをきれいに保つほか、表地の透け防止や保温のためにも使われる。ボリュームゾーンのスーツには主にポリエステルの後染め織物が使われるが、高級品ほど吸放湿性に優れ、より滑らかで上質な風合いを備えるシルクやキュプラ「ベンベルグ」が使われる。
ベンベルグ100%だが、染色加工の工程で工夫し、伸縮性も備えたものもある。ベンベルグの先染めジャカードは、高級ブランドやオーダーのスーツ用に選ばれるケースが多い。
2018/10/31 06:12 更新
スーツなど衣服の裏に使う布地。表地の補強や、滑りを良くして着脱しやすくする役割がある。衣服のシルエットをきれいに保つほか、表地の透け防止や保温のためにも使われる。ボリュームゾーンのスーツには主にポリエステルの後染め織物が使われるが、高級品ほど吸放湿性に優れ、より滑らかで上質な風合いを備えるシルクやキュプラ「ベンベルグ」が使われる。
ベンベルグ100%だが、染色加工の工程で工夫し、伸縮性も備えたものもある。ベンベルグの先染めジャカードは、高級ブランドやオーダーのスーツ用に選ばれるケースが多い。