《FB用語解説》原着 化学繊維の原料に染料加え着色された糸に

2018/09/05 06:22 更新


 dope dyeing、solution-dyeing。化学繊維の原料(原液、溶液、ポリマー)に、顔料や染料などの色材を加え、着色された状態で繊維を製造する「原液着色」の略。そうしてできた糸を「原着糸」という。ポリプロピレンやポリエチレンといった染まりにくい繊維を着色するときや、ポリエステルなどでも同じ色の繊維を大量に作り出す際に、採用されることが多い。繊維と色材が一体化しているため、糸や生地の段階で染色するときと比べ、染色堅牢度に優れているのも特徴だ。



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