ベルトの語源はローマ時代の「バルテウス」とされ、剣をつる革具を表す。ベルトを固定させる留め金具の部分を尾錠、通常はバックルという。主流のピン付き型は馬具の締め金などに古くから用いられたものが原型で、日本では戦前から「帆型」と呼ばれていた。そのほか、食い止め型、70年代に人気となり、現在スポーツベルトなどにも使用されるトップ尾錠もある。ここ数年のクールビズスタイルでは上着を着用せず、シャツとパンツ姿のビジネスマンも増え、ベルトの存在感が増している。
《FB用語解説》尾錠 ベルトを固定させる金具
2018/07/03 06:22 更新