mulesing。ハエの幼虫の寄生を防ぐため、子羊の臀部(でんぶ=陰部と表現されることもある)の皮膚と肉を切り取ること。特に羊毛用に品種改良されたメリノ種は皮膚面積が広く、繁殖しやすいため、メリノ種を多く飼育する豪州、ニュージーランド(現在は行われていない)では一般的に行われてきた。
しかし、動物愛護の立場から批判が高まり、海外の大手SPA(製造小売業)や、ラグジュアリーブランドはミュールシングされた羊毛を使用しないことを宣言している企業が多い。日本でも同様の宣言をしている企業が増えている。
2018/06/06 06:17 更新
mulesing。ハエの幼虫の寄生を防ぐため、子羊の臀部(でんぶ=陰部と表現されることもある)の皮膚と肉を切り取ること。特に羊毛用に品種改良されたメリノ種は皮膚面積が広く、繁殖しやすいため、メリノ種を多く飼育する豪州、ニュージーランド(現在は行われていない)では一般的に行われてきた。
しかし、動物愛護の立場から批判が高まり、海外の大手SPA(製造小売業)や、ラグジュアリーブランドはミュールシングされた羊毛を使用しないことを宣言している企業が多い。日本でも同様の宣言をしている企業が増えている。