《FB用語解説・基礎編》人工皮革 超極細合繊基布にウレタンを含浸

2018/05/31 06:00 更新


 超極細の合繊で作った特殊な不織布などにポリウレタン樹脂を含ませ、天然皮革のような高収縮、微多孔性の構造体にしたもの。一般的な織・編物、不織布にコーティングした合成皮革(合皮)とは区別している。

 これに使う超極細糸は、0.1デシテックスクラスのポリエステルやナイロン、アクリル。表面が滑らかな銀面調と、起毛したスエード調がある。衣料、靴、インテリア、かばん、カーシートなど幅広い用途で使用されている。有機溶剤を使わない環境に優しい製法も開発され、天然皮革からの置き換えがさらに進みそうだ。




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