《FB用語解説》英式紡績 希少性が高い梳毛紡績

2018/03/09 04:00 更新


 英国産ラスター羊毛及び長羊毛用に開発された紡績方法。梳毛紡績は、羊毛やカシミヤなど太さや長さがまちまちな動物繊維をできるだけ均質な繊維にして糸を作る。このため梳毛紡績には、繊維をくし(コーム)で引き揃えるコーミング工程が必ずある。

 英式紡績は繊維を徐々に細くしていく梳毛工程などの粗紡段階が長い。繊維が長いカシミヤなど長毛繊維、様々な原料を組み合わせる意匠糸の生産に適している。しかし生産効率が悪いので、効率の良い仏式精紡機に世界的には取って替わられ、現在は希少性が高い。



この記事に関連する記事